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シンメトリーとアシンメトリー [ベーシック]

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皆さん先刻ご承知の話かと思いますが、おつき合いください。
世の中にシンメトリーフェチと言う人という人たちがいるそうです。私もけっこうそうかな。

シンメトリーのものは堂々として安定感があり、様式美にあふれ、永遠を感じ、そして時に権力的です。2つの目を持つ人間にとって中心から同じように広がりを持つものはひとつの視覚的理想なんでしょう。

対してアシンメトリーは、はかなく動的で、刹那的。異端で、心をざわつかせ、すごく気になります。まるで冊の無いビルの屋上のは十個で片足で立ってるような・・。瞬間で人の心をつかむ必要のある広告的には魅力的な要素が入っています。

建築家にしても、我々にしても、「安定」と「動的」をこの2つを意識することで、作り上げることが可能ですね。例えば宗教的な要素が強い建物はシンメトリーが多く使われ、そうでないものはアシンメトリーを取り入れてます。
temple.jpg
前者の代表はインドのタジマハールや、トルコのブルーモスク、サグラダファミリアなど。後者はドイツのノイシュバンシュタイン城などです。宗教的なものは人々に畏怖を与え、未来永劫を感じさせなくてはいけませんものね。

グラフィックの世界では、シンメトリーでは堂々感とパノラミック感で、アシンメトリーでは、もちろん上記のように動きのある原稿や、不安定感が生む魅力、不思議な形で開いてくる余白の魅力を活かせる原稿が出来、人の気を引くことが可能です。
asimetry.jpg

シンメトリー的にレイアウトしている時に「やっぱりなんだか収まりすぎてるよな」って思うときがありますよね。「収まってる」はいい意味と悪い意味が同居してます。シンメトリーの中にアシンメトリーな要素を取り入れることでもちょっとした動きや躍動感が出たりします。レイアウトの中でアシンメトリー要素を取り入れることで原稿の流れができ、自然に読んでいけるような原稿になったりします。

Tsolmainiti最終.jpg

※上は昔のJRAの女性ファン獲得のために作った女性誌用見開き広告。中はショッピングセンターのポスターと自動車メーカーの雑誌広告、下は企業の環境新聞広告です。

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