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曼荼羅 [閑話]

mandara.jpg
素晴らしいグラフィックデザインです。だいたいいろいろな太古の図画、図像を見るたびに、グラフィックデザインという感覚は、人間が出来たときから人に備わっており(例えば洞窟絵など)、人間とそして絵画の道具の発達とともに一緒に進化してきたんだと想像してしまいますね。

そもそも仏像と一緒で、非常に難しい教典の内容を一目で分かるようダイアグラムにしたのが曼荼羅です。仏像は擬人(?)化、曼荼羅は図像化です。教典内容「仏の教え、世界観、仏の慈悲」が表現されています。詳しいことは難しくなっちゃうんで、知識欲出た人はウイキペディアでも見てくださいね。
チベットではご存知のように「砂絵」による曼荼羅を台の上、または床に描き修業が終われば消してしまいます。いわゆる門外不出な密室的教え、秘密儀式が形として残ってるんだと思います。ダヴィンチコードのシオン修道会やフリーメイソンの儀式なんかも同様ですね。何らか人間を進化させよう、神に近づけよう(超人間)という宗教的儀式は形式的に同じような考え方をしています。

図は真言宗の京都の本山「教王護国寺」(東寺)に伝わる両界曼荼羅です。曼荼羅の種類は教典がいろいろあるようにそれこそたくさんあります。この金剛界(金剛頂教)、胎蔵界両曼荼羅(大日経)は、あくまでも私の意見ですが、その完成度、内容の充実度、そしてデザイン的に世界の曼荼羅の中でも最高傑作だと思っています。本当に素晴らしい。文様式としても細緻で隙がありません。

デザインによって作られたものが教義を示す。シンボルマークが秘密を象徴する。まさにTalking Designです。そして人は良く伝わるように(または人間の性〈さが〉か)美しく整えます。より美しく、伝わりやすく描ける人がやがて専門家となっていくのでしょう。今も昔も変わらないのかもしれませんね。



タグ:宗教画 MANDARA
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