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撮影小道具 [写真]

pizza2.jpg

この小道具とは、カメラマンに必要なものではなく、衣装などと同様スタイリストにオーダーする類いのものです。シチュエーションづくりに使うために用意します。
先週末は料理撮影でしたので、料理写真で例を挙げさせてもらいます。もちろんファッション撮影でも白ホリや屋外撮影(持ち物など無し)ではなく、屋内で、インテリアなどと一緒に撮影がある場合は小道具がいりますよね。

我々アートディレクター(またはデザイナー)は、どういう世界観を見せたいか、どういう写真にしたいかをスタイリストに伝え、必要なものを借りて来てもらいます。発注する人、される人の傾向と能力によって、大きなところだけにとどめる場合と、細かい指示をする場合があります。
料理撮影の場合は(スタジをで撮影する場合)重要なアイテムが、天板と食器です。この2つがあれば、基本撮影可能です。(もちろん料理研究家の家で撮る場合などは、そこにあるものを使うことになると思います。)
食器は料理の内容と世界観に依存します。さらにテーブルクロスやランチョンマットなどの布系が付加されれば色も加わって世界が広がりますね。
さらにキッチンやマーケットっぽい世界観を作るなら生の食材やまな板などを用意することで雰囲気が出ます。
食卓の雰囲気なら、飲み物のグラス類や、個々の皿やカトラリー(ナイフ&フォークなど)、必要なら花などを用意したりして雰囲気を作ります。
さらに、スタジオならちらっと見える床や窓などを演出することで、まるで家で撮ったようにまで演出可能です。

このようにシンプルから相当の引きにも耐える演出まで、広範囲ですので、予算や必要性に合わせて作り込んでいきます。でも最近の料理写真はあまり複雑なシチュエーションを作らずにシンプルに料理中心で撮影することが主流のようですね。

上のピザの写真は、秋にヨーロッパで取れる高級キノコ「ポルチーニ」が主役でしたので、世界観を「イタリアの郊外にある隠れ家のような高級レストラン」としました。イタリアっぽく半屋外の雰囲気で自然光で撮影しました。
下の写真は世界観を「アメリカンダイナーのキッチン横カウンター」としてスタイリストにオーダーしました。実際には国旗や写真立てはないかもしれませんが、小道具としてとても効いていますね。

pizza_american.jpg

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galapagos

プロのカメラマンは今、デジタルカメラなのかフィルムなのかとても気になります。
by galapagos (2010-10-13 20:04) 

birdland

今、ほとんどがデジタルになってしまいましたね。私はポジフィルムが好きで、出来る時には、あえてフィルムにしてもらいます。これをいいスキャナーでスキャンした方が、情報量(特に暗部)が多いような気がします。
by birdland (2010-10-15 12:42) 

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